スタッフインタビュー

リーダーにしか見えない景色を目指して
早いものでビーナスに入社して5年半が経ちます。私は運動系の専門学校を卒業し、長年フィットネスクラブのインストラクターとして働いていたので運動に携わることのできる仕事を探していました。そんな時、フィットネス型デイサービス「ビーナスクラブ」の文字が目に留まり、早速求人に応募。今日に至っております。
運動は好きで得意なものの、高齢者で、しかもたくさんの疾患を持っていらっしゃる方を対象に指導するのは本当に難しく、今でも悩みながらの毎日です。
仕事の失敗も山ほどあり、精神的にも疲れ、「もう無理。辞めた方がいいのではないか」と思う事も何回もありました。
その度に元気づけて下さるのがご利用者様で、「ビーナスだけが生き甲斐」「あなたの笑顔にパワーをいただいているの」とまるで私の心の内を知っているかのようなお声をかけて下さいます。それはリーダーになった今でも変わりません。本当に有難いです。
こんな私に姫島の管理者の話をいただいた時は、「無理です」と即答しました。しかし自宅に帰り一人で今までのあり方を考えた時、「こんな私に管理者の話をいただけるなんて本当に有難い。ビーナスへの恩返しと、自分への挑戦にしよう」との思いで管理者の任をお受けしました。
私が入社当時に、安田社長との面談の中で言っていただいた言葉が思い浮かびます。
「自分がリーダーになりたいと思った時にそのチャンスがあるとは限らない、だから掴める時にそのチャンスを逃さないようにね」と。
まさか、その時の言葉が現実になるとは夢にも思っていませんでした。
リーダーになってからは日々、頭を打つことばかりです。スタッフに対して注意したくない事もリーダーの立場になると小言を言わざるを得ません。時には憎まれ役になってきつい言い方になりますが、それでも皆で私を支えてくれています。心から感謝しています。
そんな時に相談できるのが柴田課長や他の事業所のリーダーです。悩みや愚痴を聞いてもらえる存在がいる事は本当に大きい心の支えになり、助言を受けることで勉強にもなります。
時には互いの傷の舐め合いも必要だと思います…(笑)でもリーダーにしか味わえない達成感や、スタッフとの一体感を味わえるのもリーダーの醍醐味かもしれません。
高い山も麓からは頂上の景色が見えないのと同じように頂上からしか見えない景色があるのだと思います。まだまだ私も山の中腹で、もがきながら一歩一歩前に進んでいます。
この先、どんな景色が待っているのか楽しみにしながら今日も、頑張ってまいります。
出勤時は、その景色を見るとやる気スイッチが入り、帰宅時は夜景に癒されるから。ブームと言うよりルーティーンです。
もしくは広い場所に引っ越す。ご利用者様の喜ぶ顔が見たいからです。
どんな障害があっても友を裏切らず走り抜いたメロスみたいに何事もやり切る、やり遂げる自分になりたいと思うから。